ケガに注意を!!

ケガは競技からの長期離脱を余儀なくされて、その間にレギュラーを取られてしまわないか不安になりますね。

 

今回はケガについての概要と取り組みについて簡単に書かせていただきます。

 

まだ開催は疑問視されていますが、今年は「オリンピックイヤー」です!

 

JOCのドクターから「21世紀は傷害予防」とご指導をいただいたので、簡単にシェアさせていただきます。

こちらの図1は、日本振興スポーツセンターが報告しているケガが起こった場所別の発生割合を表したものです。(2021/2/17アクセス)

小学生のケガの51.0%が「休憩時間」に対して、中学生・高校生は「課外指導」が48.1%、56.2%と部活動での発生が約半数を占めています。

その内訳は、中学生:バスケットボール(第1位)、サッカー(第2位)、バレーボール(第3位)で、バスケットボール(第1位)、サッカー(第2位)、野球(第3位)と球技が上位を占めています。

 

こちらの図2は負傷における種類別発生割合を表したグラフです。(2021/2/17アクセス)

ご覧の通り挫傷、打撲、捻挫の割合が小学校、中学校、高校ともに半数を上回り、接骨院・整骨院での電気治療やテーピングなどが適応とされるケガがとても多いことが分かると思います。

 

さて、これらのケガに対して予防的な知見から対処し、未然に防ぐことが大切です。これはスポーツ業界では当たり前の取り組みになっていますが、まだまだアマチュアスポーツでは発展途上です。

 

みなさんは対策としてのケアやリカバリー、コンディションングなどを聞いたことがありますか?

 

筋肉の緊張をマッサージやストレッチングで緩めて、筋や関節にかかる負担を軽減させます。また、それに対して固有感覚受容器などの脳に伝える組織や伝わる組織がしっかり働くことで、パフォーマンを上げることが目的の取り組みです。

よくテレビでプロや日本代表選手がトレーナーから練習後にベッドで受けているのがこの取り組みです。

 

これから春になり暖かくなると、試合や大会数も増えてくると思います。

これを期にケガを未然に防ぐための対策を是非考えてみてください。