肉ばなれ(筋損傷)

過度な運動やスポーツでの「肉ばなれ」。

 

「肉ばなれ」の簡単な説明と引き起こされた際にどのように対応するべきか書いていきたいと思います。

 

意外に知っているようで知らない「肉ばなれ」について書きたいと思います。

 

急激に筋肉が伸ばされたり、過大な収縮(遠心性収縮)などにより筋肉と腱(スジ)の入れ替わる硬い部分や筋肉の線維、筋膜などの部分的な断裂や過度の伸びによる損傷のことをいいます。

肉ばなれは、I度:微細な断裂、II度:より大きい断裂、Ⅲ度:完全な断裂(標準整形外科第10版)と分類され、各治療プロセスも異なります。

現場で起きた際の対応として、様々な議論はありますが現在の医学では”RICEの法則”をベースに考えて、R=安静、I=アイシング、C=圧迫、E=挙上を行い、すぐに専門機関を受診することをおすすめします(標準整形外科第10版)。

 

肉ばなれ時には細胞レベルで様々なことが引き起こされて、神経伝達物質により症状を脳で感じています。

その中でもポイントとして、細胞間で引き起こされている反応の一つにミトコンドリアという組織から”活性酸素”の産生の増大が報告されています(Brookesら2004)。

 

 

ここで”活性酸素”の登場です‼︎

水素は酸素の結合すると水に変わります・・・

もうお分りですよね‼︎

水素と肉ばなれの回復に関連性がありそうですね‼︎

 

 

◉まとめ

1ー肉ばなれはI度(伸ばされる)、II度(不全断裂)、Ⅲ度(完全断裂)がある。

2ー対処方法にはRICEが有効。

3ー肉ばなれ時に”活性酸素”の産生が増大する。

4ーケガの治療に水素ガス吸引が治療の一助となる可能性が高い。

 

少しでも皆さまの活躍にお役に立てれば幸いです。